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「Creator Interview #1 Teppei Ono : GDC 2022」公開のお知らせ

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『FORSPOKEN』公式サイト

Luminous Productions公式YouTubeチャンネルにて、「Creator Interview #1 Teppei Ono : GDC 2022」を公開いたしました。

2022年321()25()にサンフランシスコにて開催された世界最大規模のゲーム開発者イベントGDC(ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス)2022に、Luminous Engineテクニカルディレクターの小野哲平が登壇いたしました。
当映像は、その際の講演内容や反響、『FORSPOKEN』に実装されるMicrosoft DirectStorage並びにAMD FidelityFX Super Resolution2.0といった最新技術について、今後の展望など小野自身が語るインタビュー映像です。是非ご覧ください。



Luminous Productions公式YouTubeチャンネル




■Creator Interview


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小野:Luminous Engineのテクニカルディレクターを担当している小野と申します。開発環境の設計や計画をするほか、ツールの実装やCPUの最適化を行っています。

小野:CEDECでは過去に3回講演したことがありましたが、GDCでの講演は初めてでした。
   Luminous Productionsからは松田圭司さんが講演されました。
   松田圭司さんのセッションではForspokenで使われているグラフィックス技術全般について紹介し、私のセッションではAMD社/マイクロソフト社と協業によって『FORSPOKEN』に実装された新技術について紹介しました。

Q:講演を終えて何か反響はありましたか?

小野:オンライン形式での講演だったので視聴者とのやりとりはなく直接感じにくかったですが、講演後は多くのメディアで取り上げられていて、
   AMD/マイクロソフト社の新技術や『FORSPOKEN』に対する注目度の高さを感じました。

Q:DirectStorageについて

小野:DirectStorageに対応することで、M.2 SSDの性能を最大限に引き出し、ローディング時間を限界まで短くすることができます。
   現在のPCゲームではローディングに10秒以上かかることも多いのですが、『FORSPOKEN』では1秒でロードできるシーンもあります。
   FSR2.0は描画負荷を抑えつつ高解像度を出力できる技術で、これによってより快適にプレイを楽しむことができ、画質かパフォーマンスか、
   モードを切り替えることができるため、プレイヤーは目的にあった品質を選んで遊ぶことができます。

Q:実装する際の課題はどういったものがありましたか?

小野:実装自体はAMD社/マイクロソフト社からの直接の協力も得られたため、問題なく進められました。
   一方でDirectStorageを使ったローディング高速化ではアセットの初期化がネックになっていて改善が必要です。
   通常の最適化だけでは難しいところもあり、DirectStorageのGPU Decompressionが公開されたら試してみたいと思っています。

Q:今後すべてのロード時間が1秒以下になるのでしょうか?

小野:GPU Decompressionによるパフォーマンス改善に期待しています。現状どれほど効果が出るかはっきりしませんが改善できるのは間違いないので、
   他の最適化と合わせて対応することでローディング1秒という、次世代のゲーム体験を届けられるよう努めたいと思います。

Q:『FORSPOKEN』はAMD FidelityFX™ Super Resolution 2.0に対応する予定でしょうか?

小野:もちろん対応します。実際、既にForspokenに組み込まれています。
   今後のアップデートもForspokenではいち早く取り入れてユーザーに提供できるようにしていきます。

Q:PS5と比べて、PC版でものプレイの快適度の遜色は減りますか?

小野:PS5は専用ハードウェアによってローディングがとても速いですが、M.2 SSDのPCであればPS5/PCのどちらでもほとんどロード時間を気にすることなくプレイできるようになります。
   AMDのグラフィックス技術はPS5/PCどちらでも利用可能です。PC版ではオプション設定を変えることである程度の幅のPCスペックで快適にプレイできます。

Q:この先取り組みたい技術があれば教えてください

小野:詳しい話はまだできないですが、ゲーム内の技術はもちろん、アセットの自動生成などの開発環境に使える技術も幅広く取り入れていきたいと考えています。

Q:最後に一言お願いします

小野:今までCEDECでやってきましたけど大々的に取り上げられるネタは自分は担当したことがなく、 今回は業界幅広く興味のある内容だったりとか、GDCという世界の人がよく見るところで講演できたというのは非常にいい経験だったと思います。

Luminous Productions
Technical Director
小野哲平

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